(さくら) 「かっぱさん、ごめんなさい!もう さくら、ため池にゴミなんか捨てない!
それから、大切な水の道にもね。」

さくらが答えると、カッパは、小さな水かきのある指を出して言いました。

(カッパ)  「指切りげんまんうそついたら針千本の〜ます。
約束だよ!さくらちゃん。ぼくら、ちゃ〜んと見てるからね!」

(さくら) 「うん!約束する!」

(コタ) 「おーい。さくらぁ〜!」

遠くからお兄ちゃんの声が聞こえてきました。

(さくら) 「あっ!お兄ちゃんだぁ。」