(さくら) 「お兄ちゃん、こっちだよぉ。」 コタはさくらの声に気づいて駆け寄ってきました。 (コタ) 「さくらぁ。さがしたんだよ。」 (さくら) 「ごめんなさい!でもカッ・・・(言いかけてやめる)」 ふりかえるとさっきまで一緒にいたカッパの姿はありませんでした。 (さくら) 「ううん・・・なんでもない!」 さくらはカッパとここであったことはお兄ちゃんに内緒にしようと思いました。 (コタ) 「あちこっち探し回ったからのどがカラカラらだよ。」 お兄ちゃんは持ってきた缶ジュースをごくごく飲み干しました。 そして、空っぽになった空き缶をため池にポイと捨てようとしたところ・・・・・・・